【和泉市】2025/11/30〜2026/1/25|浮世絵の中のいきもの展|和泉市いずみの国歴史館×和泉市久保惣記念美術館

イベント

和泉市の二大文化施設が連携!「浮世絵の中のいきもの展」開催

和泉市にある「和泉市いずみの国歴史館」にて、同じく和泉市の誇る文化施設「和泉市久保惣記念美術館」との連携による冬季企画展が開催されます。

その名も「浮世絵の中のいきもの展」。和泉市久保惣記念美術館が所蔵する浮世絵の中から、江戸時代の人々に愛され、浮世絵師たちによってユーモラスに、あるいは情緒豊かに描かれた「いきもの」たちに焦点を当てたユニークな企画です。

風景画に登場する鳥や馬、擬人化されたカメやコウモリ、そして人間や神々といった「いきもの」の姿を通じて、江戸時代の文化や人々の暮らしに触れることができます。

この冬、和泉の地で歴史と芸術が交差する、心温まる展覧会をご紹介いたします。

前期と後期で入れ替え!多彩な浮世絵のいきものたち

本展覧会では、歌川国芳や歌川広重といった著名な浮世絵師の作品が並びます。特に、戯画を得意とした歌川国芳による、猫や動物をモチーフにした機知に富んだ作品は必見です。

展示資料は、会期を前期(11月30日~12月27日)後期(1月6日~1月25日)に分けて入れ替えが行われます。そのため、一度訪れた方も、期間を分けて二度楽しむことができる構成になっています。

  • 前期(主な展示予定):歌川国芳「荷宝蔵壁のむだ書(黄腰壁)」、同「猫の当て字 うなぎ」など
  • 後期(主な展示予定):歌川広重「名所江戸百景 深川萬年橋」、歌川国芳「八つ当たりどうけかふもり」など

江戸の文化の中で、時に生き生きと、時に人々の感情を代弁するように描かれた「いきもの」たちの姿は、現代の私たちにも新鮮な驚きと発見を与えてくれます。

歴史館と美術館を巡る連携企画も実施

この連携事業をさらに深く楽しむための関連イベントや企画も用意されています。

学芸員によるギャラリートーク

和泉市久保惣記念美術館の学芸員による解説を直接聞けるギャラリートークが、会期中に2回(12月7日[日]、1月17日[土])開催されます。展示品を目の前に、より専門的で興味深い解説を聞くことで、作品への理解が深まります。定員は当日先着順となっていますので、ご希望の方はお早めに。

スタンプラリーで特典をゲット!

和泉市いずみの国歴史館と和泉市久保惣記念美術館の両館を巡るスタンプラリーも実施されます。

両館のスタンプを集めた方には、それぞれの館で素敵な特典が用意されています。

  • 和泉市いずみの国歴史館:同館の図録(500円までのもの)を1冊プレゼント。
  • 和泉市久保惣記念美術館:同館の入館料が無料になります。

浮世絵展と同時に、和泉市久保惣記念美術館で開催中の常設展も楽しむことができる、大変お得な企画です。

開催情報・アクセス

和泉市の文化に触れる絶好の機会に、ぜひお出かけください。

展覧会概要

展覧会名:和泉市いずみの国歴史館×和泉市久保惣記念美術館連携事業 和泉市いずみの国歴史館令和7年度冬季企画展「浮世絵の中のいきもの展」
会期:2025年11月30日[日]〜2026年1月25日[日] (前期:11/30〜12/27、後期:1/6〜1/25)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土日は開館)、展示入替期間(不定期)、年末・年始
開館時間:午前10時~午後5時(最終入館は午後4時30分)
入館料:無料(常設展もご覧いただけます)

浮世絵の中のいきもの展チラシ

猫の当て字 うなぎ

「猫の当て字 うなぎ」歌川国芳(前期)
和泉市久保惣記念美術館蔵

八つ当たりどふけかふもり

「八つ当たりどうけかふもり」歌川国芳(後期)
和泉市久保惣記念美術館蔵

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