【真贋】プロが“最初に確認する”ポイント。ルイ・ヴィトンで確認したい2つのコツ

生活

「フリマアプリで欲しかったバッグを買ったけど、これって本当に本物…?」
個人間での売り買いが当たり前になった今、そんな不安を抱える方が増えています。中でも圧倒的な人気を誇る「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、残念ながらコピー品が多く出回っているブランドの一つです。
そこで今回は、貝塚で100年以上の歴史を持つ「柳生質舗」5代目の柳生健二郎さんに、プロの鑑定士が実際に行う「比較的すぐに確認できるポイント」を教えていただきました。

◆ 圧倒的な人気ゆえに多い「コピー品」。プロの鑑定士はどう見てる?

圧倒的な人気を誇るルイ・ヴィトンのバッグ

「ルイ・ヴィトンは世界中で愛されているブランドだからこそ、多くのコピー品も出回っています」
そう語る柳生さん。ただし、ここで大切なのは「断定」についての姿勢です。

「あくまでも『偽物』と断定できるのは、ブランドホルダーであるルイ・ヴィトン(Louis Vuitton Malletier)社だけです。ですので当店では『基準外』という言葉でご説明しています」

以前は、見た目だけで判断できるものも少なくありませんでしたが、製造技術は年々巧妙になっています。

「私たち鑑定士は、お品物をお持ちいただいた際、まず全体の品質(質感や匂いなど)を確認します。その後、ルーペや電子拡大鏡といったツールを使い、細部の作り込みをしっかりチェックします」

とはいえ、ご自宅でも”違和感に気づきやすい”ポイントがいくつかあるのだそうです。今回は代表的な2つ、「刻印」と「縫製(ステッチ)」の見方をご紹介します。

◆ 確認ポイント①:ブランドロゴの「刻印」はフォントに注目!

バッグの内側やヌメ革部分に押されている「LOUIS VUITTON / PARIS」のロゴ刻印。ここは確認ポイントとしてとても重要です。

  • 刻印の鮮明さ:正規品では、文字の深さが均一で、にじみや潰れ、歪みが少なく、くっきりと刻印されていることが多いです。傾きが大きい、箔押しが文字から大きくはみ出しているなどの場合は、違和感のサインになりやすいと言えます。
  • 「O」の形:正規品では「O(オー)」が縦長の楕円というより、比較的まん丸(正円)に近く見えることが多いそうです。縦長に見える場合などは、フォントの違いとして違和感に気づきやすいポイントになります。

「パッと見ただけでは違和感に気づきにくいかもしれません。正規店で購入されたお品物がお手元にある場合は、並べて見比べてみたり、スマートフォンで写真を撮って拡大してみると、フォントの違和感に気づきやすいですよ」

※これらは”確認ポイント”であり、刻印だけで真贋を断定することはできません。複数の要素を合わせて見ることが大切です。

◆ 確認ポイント②:職人技が光る「縫製(ステッチ)」の美しさ

ルーペを使って丁寧にステッチや刻印を確認する鑑定士

次に確認するのは、糸の縫い目です。ルイ・ヴィトンの製品は熟練の職人によって手作業で仕上げられており、その美しさはステッチに表れます。

品質の高いステッチは、縫い合わせる素材によって適切な太さの糸が使われていて、縫い目が左右に揺れにくく、幅(ピッチ)もきれいに揃っています。また糸の端も、耐久性が出るように、かつ表から見た際に美しく見えるように工夫して処理されています。

「コピー品は、縫い目が左右にがたついていたり、幅が揃っていない、糸の端が切りっぱなしのまま、というような作りになっていることもあります。私たちが見るうえで、細部まで整っているかというのは重要なポイントです」

※縫製も同様に、”これだけで判断”はできません。刻印など他の要素とあわせて確認します。

◆ 巧妙化するコピー品。「迷ったらプロに任せる」が一番の安心

刻印やステッチの見方をご紹介しましたが、最近は見分けが難しいほど精巧なコピー品も存在します。プロの鑑定士は、単独のポイントでは判断せず、複数の要素で総合的に見ることを大切にしているといいます。

「やはりフリマサイトを含む個人間売買には注意が必要です。通常の小売店が提示している価格よりも不自然に安い、というのはよくある特徴です。決して安い買い物ではないと思いますから、信頼できるお店から買うことをおすすめします」

柳生質舗では、宝石鑑定の資格を持つ熟練の4代目店主・元成さん、ブランド品のトレンドに強い母・裕子さん、そして最新の相場や情報収集に長けた健二郎さんの「三位一体の専門家チーム」で、お客様の大切なお品物をひとつひとつ丁寧に確認しています。

「ご自身で悩んで不安を抱え続けるよりも、一度プロに見てもらうのはひとつの解決策です。万が一お値段がつけられない(基準外の)お品物だった場合でも、頭ごなしに否定するようなことはありません。お客様の気持ちに寄り添った対応をお約束します」

◆ 査定だけでも大歓迎!柳生質舗が大切にする「丁寧な説明」

安心感のある接客を心がける柳生健二郎さん

「これって本物かな?」「古くてボロボロだけど、価値はあるのかな?」
そんな疑問を持ったら、まずは柳生質舗のカウンターを訪ねてみてください。

金融機関やこれまでのキャリアで培った「分かりやすい説明」をモットーとする健二郎さんが、専門用語を使わずに、なぜその査定金額になるのかを丁寧に説明してくれます。「売る」「預ける」「持って帰る」は、査定額と理由を聞いてからゆっくり決めれば大丈夫です。

100年以上続く老舗の確かな目利きと、次世代ならではの相談しやすさ。査定は”判断材料を増やす場”としてご利用いただけます。あなたの大切なお品物の「本当の価値」、柳生質舗で一緒に再確認してみませんか?

◆ ご注意が必要な事項

※ここでご紹介するのは”確認ポイント”です。これだけで真贋の断定はできません。少しでも不安があれば、無理に判断せずご相談ください。

本記事に掲載されている情報の正確性には万全を期していますが、その完全性や正確性を保証するものではありません。またご紹介している「コツ」は一般的な確認ポイントであり、それ単独で真贋の断定はできません。

「ルイ・ヴィトン」の名称、およびその製品への判断については、仏 Louis Vuitton Malletier 社が一切の権利を有しています。当店が真贋について断定することはありません。

店舗情報

店名
柳生質舗(やぎゅうしちほ)
住所
〒597-0003 大阪府貝塚市中町9-3
電話
072-422-2974
営業時間
9:00~20:00
定休日
日曜日・祝祭日
アクセス
南海本線「貝塚駅」西口より徒歩5分(店舗前に専用駐車場あり)
HP/SNS
柳生質舗 公式サイト

「これって本物?」「いくらになるかな?」と気になったら、まずは「柳生質舗」へ。
誠実な対応で、あなたのお宝を大切に鑑定いたします!

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取材・編集・制作を担当しています。紙媒体で培った編集視点を活かしつつ、WEBならではの見せ方や届け方に挑戦中です。「読んでよかった」「行ってみたい」と思ってもらえる情報を、丁寧に積み重ねていきます。

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